帝王切開当日

帝王切開された方のブログを読むと前日入院の方がほとんどでしたが、私は当日入院で13時からの手術。それも前々日に初めて知るという…どこまでもゆるいこの病院…!

明日には赤ちゃんがいる生活なのか…と不思議な感覚にふわふわしつつ、前夜はしっかりと爆睡。朝ご飯も減らしたりしないでいっぱい食べてきてねと言われたので普通に食べて旦那と共に9時に病院へ。

最後はエコーではなく内診で「うん、直ってないね!じゃあ予定通り13時から手術ね!」と明るく言われる。ここまで回らないってことは意志が強いんだよ~と珍しく先生に優しく励まされる。

病室に移動し、全部脱いで産褥パンツと手術着に着替える。そして手術前の措置をしてもらったのですが、まさかの分娩台の上。ここでこの台に乗るとはね…あはは

ノンストレステストのやつつけてもらってるときに母到着。分娩室に呼ばれてビビる母(笑)赤ちゃんの心音を聞きながら、大きい音だねぇなんて言って穏やかな時間。麻酔を効きやすくする…だったかな?注射を2本?→剃毛(これがまた普通のT字カミソリだから地味に痛いんだ…カミソリ負けする)→浣腸→全部出してすっきり!!!

11時半にはすべてが終わり、もう何も食べない飲まないでね~と言われる。ブログ徘徊での下調べでは前夜0時から絶食絶飲という方が多かったので、むしろ今まで普通に水飲めて助かったよ…!

病室で旦那とのんびり。もうここまで来ると任せるしかないというどーんとした気持ちに。

時間になり歩いてナースステーションへ。手術室へ入ると「じゃあ全部脱いでね」



へっ!?!?!?


まさかの全裸で手術でした…
それは予想してなかった…

ちょっといいビジネスホテルのシングルくらいのサイズ感の手術室でおもむろに全て脱ぐ私。見守る助産師さん数人。シュール。
「じゃあ階段あがって手術台乗ってね」

手術台下がんないのかよwwwと心の中で爆笑しつつ、もう恥も何もない私は階段3段あがって手術台へ(※全裸)
先生が入ってくるときはさすがにバスタオルで胸を隠してくれたんですが、いや別に先生にはもう色んなとこ見せてますし隠さなくても\(^o^)/という謎の境地に。

手術台の上で麻酔。むかーし喉の手術をしたときに背中からの全身麻酔をした経験があるのですが、その麻酔の注射が本当に痛かったから覚悟してたのですが…これがまた全然痛くなかった。毛抜きで痛くないとこの毛抜いてるみたいな。

お腹に何かを当てているのか「これ冷たい?」などと聞かれて麻酔の効きを確認。大丈夫とのことでいよいよ手術。

その時ひとりの助産師さんが「私ずっとここにいるからね、怖かったら手握っていいからね」って。ちょっと本気で泣きそうになるくらい嬉しかったんですが、半身麻酔なのに効きすぎたのかすごい眠くて\(^o^)/頑張って頑張って気合い入れてないと寝そうだった\(^o^)/

切られている感覚は全くなく、淡々と進む手術。眠すぎて記憶も曖昧なのですが…はい産まれたよ~って言われるものの目隠しの布で全然見えないっす先生\(^o^)/しばらくすると看護師さんが顔の横に赤ちゃんを!連れてきてくれて!両腕点滴&脈拍で固定されてるので私のほっぺたに赤ちゃんの顔を当ててくれて。
「はぁぁぁあったかいーーー」
これが赤ちゃんへの初めての言葉だったと思います。

その後はもう眠過ぎて記憶が曖昧なのですが、とりあえず先生が「ハワイ行きたいけど時間がない」って話をお手伝いに来てくれた外部の先生とひたすらしてた。ずっとそばにいてくれた助産師さんが「すごい関係ない話してるでしょ〜」と笑わせてくれたのだけは覚えてる。

医療用ホッチキスで止めてもらい(縦切りでした)どうやって運ばれたのかまっっったく記憶にないけどリカバリー室というお部屋へ運ばれる。世話しやすいようになのかナースステーションの近くで、一晩だけそこで過ごしました。
旦那と母と義母と談笑→先生が赤ちゃん連れてきてくれて写真撮影まで!フラッシュたいていいよって言われたけど怖くて無理(笑)この時は出産ハイなのか、痛みはほぼない。

帝王切開は産後が痛いよ〜と散々脅されていたけども、振り返れば別にそうでもなかった。確かに動けないつらさはあったけど…術後24時間後の翌日昼に「じゃあトイレまで歩いてみようか」って言われて歩けなかったけど…
痛いというか、動いたらお腹の傷開くんじゃないかっていう恐怖心のほうが強かったな(笑)お腹を屈めて歩けば全然歩けたし、術後48時間後には初めて母乳もあげに行けたし。傷が入ってる子宮が縮むわけだからそりゃ痛いんだけど、術後すぐに座薬入れてくれてたらしいのと痛み止め飲んでたから全然平気。

帝王切開当日夜は2〜3時間おきに看護師さんが来てくれて、お腹をぎゅーっと押して悪露を促してくれたりむくみがないかみてくれたり。完徹かと思ったけど数時間は寝れたかな。


普通分娩でヒッヒッフーで産んでみたいという夢は叶わなかったけど、生まれてみればどっちでもいいやと!結果オーライ!


誕生おめでとう、ありがとう。

ジャニオタ的妊婦期間の過ごし方

妊娠が分かった時、一番に気にしたのは「いつまで現場に行けるのか」でした。アッ石を投げないで…母性はそのうち出てくるから…(予定)

現場通い系オタクが身をもって検証したジャニオタ妊婦ライフ。
今振り返ってみると、マイナートラブルは多かったものの比較的問題少な目な妊婦だったのかと。今振り返れば。
ざっくり時系列で書いていきますが、まとめると


出産予定日の2ヶ月前までは大丈夫!
1ヶ月半前は不安との闘いだがいける!
1ヶ月前はやめような!!!!! (声大)




妊娠2ヶ月
☆キスマイ東京ドーム3days
生理予定日から一週間後に検査薬→陽性→それからまた一週間後に初めて産婦人科を受診→まだ心臓が見えないからまた一週間後に来てと言われる。
二度目の受診→心臓がしっかり動いてるから大丈夫と言われ妊娠が確定。

キスマイは3日間日帰りで通ったのですが、中日に立ち眩んだ^^この時はまだ妊娠を知らなかったから行けたな…
二度の受診は保険が効かないため実費。2回で16,000円くらいかかる。


妊娠3ヶ月
つわりの本格化に伴い嵐DIGITALIANコンとタッキー&翼TTTコンを諦める。やっと当たった嵐だったのに…
クリスマスを目前に控えたある日の未明、トイレに起きたら下着に水っぽい跡が。破水かと思い血の気が引いてトイレで気を失いかける。病院に電話して翌日診てもらったところ、透明だけどおりものだね~と言われひと安心。ここからマイナートラブル続出の日々が始まる。

クリスマスイブに母子手帳を貰う。これでやっと検診にお金がかからないぜ!!と思いきや採決などは実費なので結局出産までなかなかの金額がかかる。こりゃ子供たくさん産めっていったって無理だよ。

21時以降に気持ち悪くなるつわりだったため毎日20時にお風呂終わらせて即寝てた。がしかし大晦日だけは紅白のジャニーズが見たくて頑張って起きてたら年明ける頃に初めて吐く…oh…


妊娠4ヶ月
☆プレゾン1、ジャニワ3
水と梅飴でつわりの気持ち悪さを抑え観劇。公演中は妊娠してるなんてことすっかり忘れてただただ楽しい!幸せ!

この月から内診ではなくエコーになる。


妊娠5ヶ月
つわりも終わり、そんなにお腹も出てきてないからお腹も張らず一番調子のいい頃。なのに現場が何もない。なんて日だ!!!
初めて胎動を感じ、このお腹の中に生き物がいるのか…と何とも言えない気分に。


妊娠6ヶ月
☆セクゾ横アリ1
お腹が張り始める。この張るっていう感覚が何とも説明し難くて…子宮が収縮している=早産になりやすくなってしまう、っていうことで張り止めの薬を初めて処方される。これがまた副作用がひどいんだ…手の震えと動悸。

クリエの当落でしぬほど落ち込む。
たまごクラブ的な育児雑誌で「ママのストレスをためないことが一番☆」みたいに書いてあるけど無理だった。


妊娠7ヶ月
☆滝沢歌舞伎3
足の付け根が痛くて歩くのが辛い。
肋骨がギューっと押されるように痛い。
痛いくらいの胎動にうっかり泣きそうになる。
それでも観劇中は全部忘れて没頭できるんだからジャニーズってすごいわ。腹筋太鼓でびっくりするのか毎回そこで思いっきりお腹蹴られてたけど。すまん我が子よ。


妊娠8ヶ月
☆滝沢歌舞伎2
「あっ逆子だね~まぁまだ回る時期だから気にしなくていいよ」
この言葉を信じてふーんそっかーまぁいつかは直るでしょーと何にもしなかった過去の自分を殴りたい。
そのうち片足出てくんじゃないかってくらい恥骨を蹴られまくって不安になる。
私「足出てきたら受け止めてね(真剣)」
旦那「ばか言ってんじゃないよ(呆)」


妊娠9ヶ月
☆クリエ1
どうしてもどうしても行きたかった。
コンサートするSnow Manを観て現場を終えたかった。
だがしかしもう妊娠9ヶ月。お腹はどーん。でも行きたい。楽しみよりも不安が大きくなったら行かないのも英断だと思う(今更)前々日に軽い出血→今すぐ産まれるとかはないよ、の言葉を信じて有楽町へ。余計な動きはしたくなくて東京駅から往復タクシー使うという無駄遣いの極みのようなことをする。

コンサートするSnow Manは輝いておりました。素敵な時間をありがとう。

その後の検診で初めて子宮頸管(赤ちゃんが出てくる産道の長さのようなもの)の長さを言われたのですが「あれっ25mmで短めだから気を付けてね~」


はっ!?!?!?
それ病院によっては入院レベルじゃね!?!?
(※通常は約40mmあるらしい)

…本当無事に行って帰ってこれて良かった(号泣)

いよいよ帝王切開が現実味を帯びてきて嫌すぎて鬱々とした毎日。


臨月
やれることは全部やったけど結局一度も逆子が直ることはなく、37週5日で帝王切開にて出産。正期産(37週~出産予定日の40週までの期間)までお腹の中にいてくれたし、どーんと大きい子だったので良かった!

計14公演、妊婦なのに遊びまくってごめんよ王子…すくすく育ってくれてありがとう!!

初めまして。

私の青春には全てジャニーズがいます(あやや風に)

黄金期から始まり、売れない時代もあほみたいに売れてる時代も見てきた私もすっかりアラサー。
嵐からはちょっと離れ、高学歴好青年踊れる理系大学生♡ジャニーズJr. SnowManの阿部亮平くんを応援中。年下には手を出すまいと心に誓っていたのにな…おかしいな…


そんな生粋のジャニオタの私が如何にして妊婦期間を過ごしたか、そして産後どのようにオタクと母を両立させていくのかを綴るブログです。


先に書いておきますが私は帝王切開で出産しました。帝王切開で出産と決まった時、手術の細かい流れや産後の経過などが調べても調べても出てこない!みんな普通分娩の説明ばかりでした。そんな時不安な心を落ち着けてくれたのが帝王切開経験者の方々のブログでした。

病院毎違いはあると思いますが、私の経験談も帝王切開を控える誰かの不安な心を少しでも救えたらと思い、書いていきたいと思います。





name わたこ
都内まで電車で2時間半程の田舎在住


阿部くんが舞台班のため現場通い系ジャニオタ(※舞台班とは…テレビなどよりジャニーズの舞台に多く出演するJr.のこと。阿部くんが属するSnowManは約1ヶ月公演の舞台に年間5つほど出演しています。舞台がないときも先輩のコンサートバックやらなにやらとにかく働く!!)